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第47話 祈りを奪われた子どもたち

ผู้เขียน: 常陸之介寛浩
last update วันที่เผยแพร่: 2026-10-25 21:52:07

第47話 祈りを奪われた子どもたち

聖ミレア施療院の門前に並んだ子どもたちは、誰ひとりとして泣かなかった。

見慣れない騎士たちに囲まれ、黒衣の竜皇と月の聖女が現れれば、幼い子どもなら怯えて大人の陰へ隠れてもおかしくない。好奇心の強い子なら、物珍しそうに馬や武器へ目を輝かせるだろう。ところが、彼らは鐘の音に呼び出された人形のように両手を身体の前で組み、ほとんど同じ角度で顔を上げていた。

服装も年齢も揃ってはいない。頬のこけた少年もいれば、片足へ添え木を当てた少女もいる。それなのに、表情だけは不自然なほど似通っていた。

「施療院へお越しくださった方には、感謝を捧げます」

一番前に立つ少年が、暗記したらしい挨拶を口にした。まだ十歳にもなっていないだろう。声は澄んでいるのに、言葉が誰へ向けられているのかを理解しているようには聞こえなかった。

「わたしたちは、食事と薬を与えられています。ですから、悲しむ理由はありません」

少年に続き、他の子どもたちも同じ言葉を繰り返した。声の高さも息継ぎの位置

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